間仕切り工事の種類
空間を簡単に仕切ることができ、レイアウト変更による位置移動も容易な間仕切り。事務所で使用する間仕切りの高さは150~180cm程度で、什器のように扱える。使用例としては、集中作業ブースや個別ミーティング、パントリーの目隠し等。
アルミパネルはカラーヴァリエーションに富み、ガラスパネル、ホワイトボードパネルなどとも自由に組み合わせられるため、利用目的に合った空間を作り出すことができる。間仕切り越しに音は聞こえるので防音性能は低いが、事務所移転の際はパネルのリユースが可能。使用例としては、エントランスや会議室、ロッカールーム等。
フラットなスチールパネルで挟まれた中空部へのグラスウールの充填などにより、防音性能を高めることも可能な間仕切り。また、中空部に配線を通し、表にコンセントやスイッチを取り付けることができる。使用例としては、面談室や会議室、役員室等。
ガラスの効果を組み込んだ間仕切り。ガラス面に不透明加工をすることで、プライバシーを確保しつつ明るさを保つことも可能になる。また、間仕切りのドアにガラス額が付いたものもあり、ガラス越しに人の有無を確認することができる。使用例としては、エントランス、会議室、役員室等。
スチールパーティション、造作壁(LGS)や防音仕様の間仕切りとの組合せで、防音性能を必要な程度まで高めた間仕切り。仕切る空間の用途に応じて、ドアの隙間を密閉し、壁の厚さを調節する。使用例としては、防音室だけでなく、面談室や会議室等もある。
広い空間の使用用途が変化し、場面に応じて空間を仕切りたい場合に施工する間仕切り。ユーザーがパネルを移動させることができる。防音性能など、求める機能によってコストも大幅に変化する。使用例としては、大会議室と小会議室を使い分ける場合等。
新しい壁を増やす印象の間仕切り。壁の厚さは最低でも9cm必要だが、造作のため自由度が高く、タイルなどを使用して効果的なエントランスを作り出すことも可能。表面をクロス(壁紙)で仕上げた場合には、既存の壁と同様の仕上がりにすることもできる。使用例としては、エントランス、面談室や会議室、執務スペース内部等。