レイアウトの考え方:柱の有効活用法

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              新人パラリーガルYさんの疑問;

              なぜ壁は平らじゃないの? 実際に使い難くない?

              内装のプロSさんが凸を凹に変えてみせます.

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Yさん

Y 図面を見ていたら気になったのですが,壁が平らでないのはどうしてですか?

Sさん

S それはおそらく,ですね! 建物自体が柱で支える構造の場合,一定間隔で壁に出っ張りがあることが多いです.

Yさん

Y これは柱なんですね! レイアウトを考えていたら,家具を置くのに邪魔な気がしてきたのですが,柱なら仕方ないか……




Sさん

S 一見,家具を置き難そうに見えるかもしれませんが,逆に活用する方法もありますよ!

Yさん

Y 動線を塞ぐだけではないのですか? 椅子を置いたら,柱に阻まれて出られなくなってしまいました.

Sさん

S 例えば,柱と柱の間に書庫を置いてみてはいかがでしょう? 法律事務所では多くの書類を扱うでしょうし,書庫がたくさん必要なのでは?

Yさん

Y 確かにボス弁も,『書庫はできるだけ多く置きたい』って言ってました!




Yさん

Y 柱の間に置くと,書庫が埋まっているように見えますね.

Sさん

S そうなんです! 柱の出っ張りではなく,壁が奥まっていると考えると,何を収めようか考えるので,なかなか有効なレイアウトになるのではないでしょうか?

Yさん

Y そうですね! でも書庫を並べていくと,最後の書庫と柱の間に隙間ができてしまいます.これを有効に埋めるノウハウもご存じなんですか?

Sさん

S もちろんですよ! こちらで事例も見られます,ヒントにしてみてください.【カチッ】




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